About

塩原良和研究会とは?

 

塩原ゼミでは、学部の垣根を越えて多様な関心テーマを持つ学生が教室に集い、互いの価値観を「対話」を通じて交わし合うことで授業が進められます。多文化共生をテーマとした文献講読や、外国につながる子どもたちとのフィールドワークにより、社会の在り方について深く考えていきます。この居心地のいい温かい雰囲気の教室で、一緒に社会学を勉強してみませんか。

 

 

〈研究テーマ〉

社会変動論、国際社会学

特にグローバリゼーション、多文化主義(多文化共生)、移民/外国人住民/先住民族問題などが指導教授の関心領域ですが、所属するゼミ生は現代の社会変動に関係する幅広いテーマで卒業研究を行います。

 

 

〈2016年度〉

活動日

大学内での活動:月曜日3,4限 

フィールドワーク:火、木、金、土(うち1日、参加必須)

 

構成

3年:15人(女11人、男4人)

4年:6人(女2人、男4人)

 

活動内容

・3年次論文

・文献購読

前期3冊の本について、要約と意見を提出、教室で議論

・ヴァーチャルサブゼミ

前期2冊の本のうち、担当箇所の要約と問題提起を授業ようFacebookページに投稿、他ゼミ生がコメント

 ・論文の書き方講座

 ・フィールドワーク、フィールドノート

フィールドワークでの活動を日誌(フィールドノート)としてFacebookに投稿

 

 

その他よくあるご質問については、「Q&A」ページ  をご参照ください。

 



フィールドワーク

〈フィールドワークとは〉

主に外国につながる子どもたちへの学習サポートや居場所づくりを行います。彼・彼女たちと過ごす時間の中で、日々「多文化」なるものについて再考し、相互に成長していくことを目指しています。場所は川崎・鶴見地区です。

 

 

〈活動内容〉

○川崎市ふれあい館中高生サポート(火・木18時半〜21時)

外国につながる子どもを含む、経済的に困難を抱えた中学生の学習サポート

 

○市立川崎高校「ふらっとカフェ」(金16時半〜20時)

定時制高校生への日本語・学習・キャリア支援

 

○鶴見国際交流ラウンジ(土17時〜20時半)

・居場所づくりプロジェクト

外国につながる高校生・大学生・社会人の居場所づくり

・よる教室

横浜市鶴見中学校、潮田中学校の国際教室で学ぶ外国につながる生徒の学習サポート

 



指導教授より

 僕たちが生きているのは、あらゆる境界が融解しては再構築され、確かだと思えたものが猛烈なスピードで変化していく、そんな世界です。この急激な社会変動の前では、私たちの誰もが「傍観者」ではいられません。社会の変化について考えること、それは、そのような変化の中で自分自身がどう生きていくのかを考えることに他ならないのです。このゼミでは、僕たちをとりまく現代の社会変動を把握し、そのなかでどのような社会を構想し、どのような自己を実現していくべきなのかを、みなさんとともに考えていくことを目指しています。

 僕自身の主な研究領域は、主にオーストラリアと日本をフィールドにした移民/外国人/先住民族をめぐるさまざまな問題と、「多文化主義(多文化共生)」の可能性と限界について、社会変動論・国際社会学的視点から分析することです。しかしこのゼミでは、より広い観点から、「グローバル化」ないし「高度近代」と呼ばれる現代世界における社会変動をみなさんとともに学んでいきたいと思っています。様々なテーマに関心のある学生の参加を希望しています。

 また、このゼミでは文献上の知識を学ぶだけではなく、学んだ知識を社会の中で実践し省察する機会を重視しています。そのために、授業時間以外にも「多文化共生」や「対話」をテーマにしたフィールドワークやサブゼミでのワークショップ、フィールドトリップ等を行い、大学外の人や団体と協働で実践を企画し実行します。大学での勉強から得た知識を実践の場で試し、鍛えなおしていくことで、学生ひとりひとりが社会変動に関する知見を深め、そうした変化の中で自分らしい生き方と望ましい社会のあり方を構想するセンスを磨いていくことを目指しています。したがって、こうした課外活動に積極的に参加できる意欲とスケジュール管理能力をもった学生のみなさんの参加を希望しています。

 僕は「授業」というものは、学生の参加と教師との対話によって創造されていくべきものだと思っています。もちろん、僕には僕なりに、このゼミでできること、やってみたいこと、伝えたいことがあります。しかし実際のゼミの運営は、授業に参加する学生のみなさんとよく話し合い、学生のみなさんの現在と将来のために、いま、何を学ぶべきなのかを見極めてから決めたいと思っています。

 

指導教授・塩原良和